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2020.03.24 Tuesday
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山宿では、部屋の襖や障子をはずし続き座敷とし畳はすべて新調する。部屋の間にある敷居は取り外しが可能となっており、それも取り外してすべて畳だけにする。畳は畳の縁が入り口から奥に掛けて一直線になるように並べるが、その際敷居を取り外した分の畳が必要で、その分の畳を用意しなくてはいけない。この並べ方は神様を迎えるためのもので、奥行きをより強調するための工夫ともされる。(Wikipedia「城端曳山祭」)
『芝生は創建当初ではなく、昭和平成の大修理の際に整備されました。以前は、松やつつじが数十本ありましたが移植いたしました。もともと地形が、深山幽谷ではございませんので、瑞龍寺の伽藍の連なりが大変に美しいため、その面の美しさを最大限生かし、しかも、湿気から建物を守るために、樹木が無い方が良いという判断が、当時の技術保存協会の考えだったと記憶いたしております』(日本歴史旅行協会)
修復の場合は、その建築物を建てた棟梁になりきって常に愛着を持ち、どのような手当てが最良なのかを適切に判断します。推理小説を読むように施主と共に楽しみながら工事を進め、その建物の持つ価値を更に高めて未来の人たちへ継承できる建築とする新築の場合は伝統的な木造構法を用い、独創的な意匠と技で多くの人々に愛され、壊される事なく後世に伝えられる建築とする。