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中之島・梅田

 「かにかきツアー」の後、大阪での残された時間で、中之島から梅田まで散歩した。

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大阪市中央公会堂(中之島公会堂)
 1918年(大正7年)竣工。原案:岡田信一郎、実施設計:辰野金吾・片岡安。国の重要文化財。
 株式仲買人の岩本栄之助の寄付により建設されたが、岩本は第一次大戦による相場の変動で大きな損失を出し、公会堂の完成を見ないまま1916年(大正5年)に自殺したという。

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日本銀行大阪支店旧館
 1903年(明治36年)竣工。設計:辰野金吾、葛西万司、長野宇平治。ベルギーの国立銀行をモデルにしたという。外壁や頂上部の鉄骨ドーム等は保存・改修されているが、内部は建て替え済。

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大阪市庁舎
 1986年(昭和61年)竣工。設計:日建設計、大阪市都市整備局。橋下市長を表敬訪問しようかとも思ったが、どうせ「バカヤロー」と怒鳴られるだけだろうから、やめた。
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まいじょ * 旅行 * 21:17 * comments(0) * trackbacks(0)

来住家住宅

 「かにかきツアー」4番目の視察先は、来住家住宅(西脇市)。1918年(大正7年)竣工。国の登録有形文化財。代々、土地収入で財を成した来住家。銀行を興して発展した来住(きし)梅吉氏により建てられた。

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表門
 立派な門構え。

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座敷
 訪れたのは2月8日だが、おひな様が飾られていた。
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まいじょ * 旅行 * 20:53 * comments(0) * trackbacks(0)

あべのハルカス

 2月8日の夜は天王寺駅前のホテルに泊まり、翌朝「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」に上って大阪の街を展望した。

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あべのハルカス
 夜9時半頃の夜景。北西からの見上げ。建物が3段階でセットバックしているのがわかる。

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あべのハルカス(朝)
 朝9時半頃。南からの見上げ。
2014年(平成26年)3月竣工。設計:竹中工務店、外観監修:シーザー・ペリ。高さ300mは現在日本一。
低層階 1階 近鉄・阿部野橋駅
    B2〜14階 近鉄百貨店
中層階 17〜36階 オフィス
高層階 38〜57階 大阪マリオット都ホテル
    58〜60階 ハルカス300

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まいじょ * 旅行 * 20:44 * comments(0) * trackbacks(0)

明石界隈

 今回の「かにかきツアー」の集合場所は、明石駅。さっそく、明石焼を食べに街にくりだす。(2月7日昼)

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明石・魚の棚商店街
 有名な明石の鯛や蛸など「前もの」の鮮魚、乾物、加工品を扱う店、飲食店がびっしりと並ぶ。

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まいじょ * 旅行 * 17:39 * comments(0) * trackbacks(0)

長田駅界隈

 かにツアーの始まる前日、2月6日夕方、長田を訪ねた。

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長田の二つの市場
 長田駅(市営地下鉄・神戸高速)の北方には、新湊川をはさんで市場が二つあった。南側(右)にあるのが民間の長田中央市場で平屋建て、北側(左)にあるのがが公設市場で上層には公社住宅がのっていた。どちらの市場も小規模な個人商店が並び、それなりに活気があったが、震災でつぶれた。再開発によりそれぞれ建物の再建はできたが、残念ながら市場の魅力は蘇らなかった。

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長田中央市場地区
 南側の長田中央市場は、優良建築物等整備事業を適用し、高層部を住宅に高度利用することにより、再建した。しかし、足下の商業施設は空き店舗が目立ち、客の入りも今ひとつだった。北側の公設市場がスーパーマーケットに転換することにより、それなりに客が入っているのとは対照的だった。

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長田地区(サンドール長田)
 阪神・淡路大震災の前に2回ほど長田地区(新長田地区とは別の場所)を視察したことがある。当時私が担当していた高円寺駅北地区と規模や立地特性がとてもよく似ていたからだ。
 震災前に神戸市施行の市街地再開発事業により整備された。施行面積0.97ha、1988〜1999年(昭和63年〜平成元年)竣工。震災で棟間を結ぶブリッジが落下するなど大きな被害はあったものの、建物本体は無事だった。

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長田神社
 長田神社は、神戸を代表する神社の一つで、「日本書紀」に神社の創祀について記述があるほど歴史は古い。震災では本殿の倒壊こそ免れたが大きな被害を受けたという。

まいじょ * 旅行 * 17:22 * comments(0) * trackbacks(0)

越後湯沢

 2月14-15日、職場の同僚と金沢に行ってきた。3月末で国分寺市役所を去り、東京都に戻る私の送別会を兼ねての企画である。ちょうど1ヶ月後に北陸新幹線が開業する前で、新幹線とほくほく線を乗り継いでの旅は、時間はかかったけど情緒はあった。

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越後湯沢駅
 ここまでは上越新幹線「Max」。

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ぽんしゅ館
 越後湯沢駅構内にある越後のお酒ミュージアム。

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まいじょ * 旅行 * 10:15 * comments(0) * trackbacks(0)

かにかきの宴

 今年の「かにかきツアー」の宿泊地は、いつもの「但馬長寿の郷」(養父市)のロッジではなく、初めて「日時計の丘公園」(西脇市)のコテージ。

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舟盛り
 日本海の海の幸のお造り。鯛、鰤、まぐろ、いか、たこ、ほたて…等々、盛り沢山。

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焼きガニ
 日本海(香美町香住)から調達のカニ。

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蒸しガキ
 瀬戸内(たつの市室津)から調達のカキ。

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まいじょ * 旅行 * 17:49 * comments(0) * trackbacks(0)

西脇小学校

「かにかきツアー」2つ目の視察先は、西脇市立西脇小学校。取り壊す予定が、市民運動の要望が実って保存されることになったそうです。

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西脇小学校
 1937年(昭和12年)竣工。兵庫県の景観条例に基づく景観形成重要建造物。RC造の新校舎ができたため、現在は使われていない。
 取壊す予定であったが、市民団体や横尾忠則さん(西脇市生まれ)の要望により保存されることになった。


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渡り廊下
 平行して3棟の木造の校舎が渡り廊下で結ばれている。渡り廊下も、近年増設されたものと比べると、木造校舎としっくりとマッチしている。

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旧講堂玄関
 木造小学校と同時に竣工した講堂の玄関部分が保存されている。後ろは体育館。
まいじょ * 旅行 * 13:21 * comments(0) * trackbacks(0)

浄土寺

 「かにかきツアー」の最初の訪問地は、浄土寺(小野市)。開山は重源で、建久年間(1190年〜1198年)の創建。旅行の直前に読んだ松山巌の『須賀敦子の方へ』に、終戦直前に須賀の家族が疎開した場所として小野市のことが、また松山が東京芸術大学建築科在学中に訪ねた場所として浄土寺のことが書かれていたこともあって、ぜひ立ち寄りたいと思っていたので、ちょうど良かった。

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浄土寺入り口
 極楽浄土にのぼるような感じのアプローチがとてもいい。

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浄土堂(阿弥陀堂)
 東大寺南大門などで有名な重源によって建てられた大仏様建築。1197年に完成。国宝。池を中心とした境内の西側に建つのは西方極楽浄土の教主・阿弥陀如来の居所を意味している。

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阿弥陀三尊像
 浄土堂中央の須弥壇に安置される。中央・阿弥陀如来、右・観音菩薩、左・勢至菩薩。いずれも快慶の作。夏の晴れた日の夕刻には堂内全体が朱赤に深く輝くように染まるという。(堂内撮影禁止のため、写真はWikimedia Commonsより借用)

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本堂(薬師堂)
 創建時の建物は焼失し、現在の建物は室町時代のもの。境内の東側に建つのは東方浄瑠璃世界の教主・薬師如来の居所を意味している。

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八幡神社
 室町時代中期の再建。
まいじょ * 旅行 * 16:27 * comments(0) * trackbacks(0)

神戸元町界隈

 「かにかきツアー」に参加するため、今年も関西方面に行ってきた。このツアーは、阪神淡路大震災の復興のために兵庫県に派遣された関東から応援職員と兵庫県職員の懇親の場として、もう20回目の開催となる。日本海のカニと瀬戸内海のカキを食べながらお酒を飲むのが恒例となっている。

 2月6日、ツアーの前に神戸元町界隈を散策してきた。

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兵庫県公館
 1902年(明治35年)に兵庫県本庁舎として建設された。設計:山口半六。1995年(平成7年)4月、私の辞令交付もここで行われた。派遣職員の慰問に来た青島都知事(当時)と会ったのもこの建物の中で、その模様は関西ローカルだけどテレビニュースで流れた。

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兵庫県庁
 第1期は1964年(昭和39年)竣工、設計:兵庫県営繕課。設計は当時の営繕課長が「県の施設は県が設計する。外注はしない」とする方針の元で営繕課が行ったという。この伝統は今も受け継がれ、県の施設の多くは営繕課が直営で設計している。
 平成7年4月に私が赴任したときは、左の第1号館に市街地整備課があったが、まもなく耐震改修のため、私の属する都市住宅部はプレハブ庁舎に移った。
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まいじょ * 旅行 * 12:20 * comments(0) * trackbacks(0)
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