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2020.03.24 Tuesday
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7月11日(火)深夜0:00
■JAZZ FILE
アントニオ・カルロス・ジョビン:オール・スター・トリビュート
ボサノバの神様、アントニオ・カルロス・ジョビンの生前最後の映像をオンエア
優雅で美しいメロディの奥に郷愁をたたえたボサノバの響きは、発祥地ブラジルから世界へと広がり、今やあらゆるジャンルのミュージシャンたちに影響を与えるスタンダードな音楽として定着している。まさに“ブラジルの心”ともいえるボサノバ音楽。その創始者として音楽史に名を残すのが、ブラジルが生んだ偉大な作曲家であり、ピアニストのアントニオ・カルロス・ジョビンだ。
7月のJAZZ FILEでは、94年に惜しくもこの世を去ったジョビンの生前最後の姿を記録したライブをお送りする。93年にブラジルのサンパウロで開催されたフリー・ジャズ・フェスティヴァルのハイライトとなった“アントニオ・カルロス・ジョビン:オール・スター・トリビュート”。ハービー・ハンコック(p)が音響監督を務めたこのプログラムにはロン・カーター(b)、アレックス・アクーニャ(perc)、ハーヴィー・メイソン(ds)、シャーリー・ホーン(vo)らジャズの名手や、ジョビンの愛息パウロ・ジョビン(g)、ブラジルの名歌手ガル・コスタらが参加。そして後半にはジョビン本人も登場する。「イパネマの娘」「ア・フェリシダーヂ」「おいしい水」「想いあふれて」など名曲の数々でボサノバの真髄に触れる、貴重なプログラムだ。
アントニオ・カルロス・ジョビン プロフィール
1927年1月25日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。14歳からピアノを始め、作曲も学ぶ。ラジオやナイトクラブでのピアノ演奏、編曲などの仕事を経て、53年にアーティスト兼ディレクターとしてレコード会社入りし、数々の作品を手掛ける。そして59年、最初のボサノバ・ソングとされる「想いあふれて」をジョアン・ジルベルトに提供。同曲に魅了されたアメリカのジャズメンたちがジョビン作品を積極的に取り上げ、60年代には世界的なボサノバ・ブームが巻き起こった。「ヂザフィナード」「ワン・ノート・サンバ」など名曲多数。94年にニューヨークにて死去。
●メンバー アントニオ・カルロス・ジョビン(p)、ロン・カーター(b)、
アレックス・アクーニャ(perc)、ハーヴィー・メイソン(ds)、
シャーリー・ホーン(vo)、パウロ・ジョビン(g)、ガル・コスタ(vo)ほか
●放送予定曲目 おいしい水、波、イパネマの娘 他
●収録 1993年9月 ブラジル・サンパウロ