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皇帝円舞曲

 舞台は、20世紀はじめ、ヨーゼフ帝時代のオーストリア。アメリカ人の蓄音機のセールスマン役のビング・クロスビーとオーストリアの伯爵令嬢役のジョーン・フォンテーンが、身分違いの恋に落ちるというミュージカル・コメディです。二人が知り合うきっかけは、クロスビーの愛犬(ブチのフォックス・テリア)とフォンテーンの愛犬(黒のフレンチ・プードル)のじゃれ合いでした。

HIS MASTER'S VOICE

 なぜ主人公が蓄音機のセールスマンで、そこに犬が出てくるかというと、ビリー・ワイルダー監督が上のシーンを取りたかっただけでしょう。もちろん日本ではビクターの、アメリカではRCAのトレードマークとして知られる蓄音機に耳を傾ける犬の図です。


 ワイルダー監督がテクニカラーで撮影した第一作です。当時のカラー技術を疑問視していた監督は、四千本のひな菊に青い塗料を上塗りし、通りは黄土色に塗って撮影に臨んだというエピソードが残されています。

 主人公の二人は単に身分の違いというだけでなく、新興のアメリカのビジネスマンと没落しつつあるヨーロッパの貴族という構図で、それだけで面白いドラマになりそうですが、ついに盛り上がりませんでした。

 ワイルダー監督も、この作品については多くを語ろうとしません。
「あの映画にはいいところは何もなかった。何やら場当たり的に撮っていたような映画だった。」
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goo映画皇帝円舞曲
1948年 アメリカ
監督:ビリー・ワイルダー
IMDb
The Emperor Waltz


まいじょ * 映画 * 23:59 * comments(0) * trackbacks(1)

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『皇帝円舞曲』

The Emperor Walts(1948/アメリカ) 【監督】ビリー・ワイルダー 【出演】ビング・クロスビー/ジョーン・フォンテーン/ローランド・カルヴァー 今回は、監督作品としては『情婦』『アパートの鍵貸します』に続いて3本目と
From 愛すべき映画たち @ 2006/09/01 2:56 PM
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