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聖マルコ教会

 7月30日、ストックホルム郊外で、森の教会、スカルプネックを観たあと、立ち寄ったのは「聖マルコ教会」である。設計は、森の墓地の共同設計者、シーグルド・レヴェレンツ。Björkhagen駅前すぐのところにある。
 設計:レヴェレンツ 建設:1957年頃。

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アプローチ
 白樺林に囲まれて教会はひっそりとたたずんでいる。
「地盤が悪く、教会建築の立地としては条件の悪いこの場所で、五人の建築家が招かれて提案を行ったが、レヴェレンツを除く全ての建築家が周囲の自然に君臨する様なそびえ立つ教会を描くなかで、一人レヴェレンツは、白樺の林の中に沈み込む様な教会堂を提案したのだった。」(『ストックホルムの建築』外山義)

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床のレリーフ

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玄関
 「いざなわれる」という感じがぴったりする。
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礼拝堂
 レンガの壁で囲まれ、照明が少ない内部はとても暗いが、光をおさえるとかえって光が輝いて見える。

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礼拝堂
「圧巻なのはやはり礼拝堂である。南西角の入口から中に入ると、突然、極限まで光がコントロールされた世界の中に置かれる。」(同上)

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天井
「意表を突くほどの天井の高さに驚かされて、しばし木製のベンチに腰を沈めていると、北から南へ美しく流れる天井の変形ヴォールトが、しだいに暗さになれた目をしっかりと引きつける。これは、少年時代レヴェレンツが、水中に潜った時に見たボートの底の美しいフォルムにヒントを得たと言われている。音響的にも素晴らしい効果を発揮しているが、南側外壁の上方から、集められた雨水が灌木の中に流れ落ちる雨の景観といい、レヴェレンツのデザインの周到さをよく物語っているディテールである。」(同上)

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祭壇

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窓からみた白樺林
 ほの暗い礼拝堂からみると、外の明るい緑はまばゆいかぎりだ。

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 大小や色合いがさまざまな石がきれいだ。

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シャンデリア
 美しくてため息がでる。

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中庭の池
 この池は昔この場所にあった沼を再現しているという。小さな教会であるが、ディテールが隅々まで行き届いた、とてもいい建築にめぐりあえた。
まいじょ * 旅行 * 21:59 * comments(0) * trackbacks(0)

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