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高岡駅前再開発

 コンパクトシティというと富山市が引き合いに出されるが、2015年夏、富山市の“外側”に大型商業施設「イオンモール砺波」(砺波市)、「三井アウトレットパーク北陸小矢部」(小矢部市)、「コストコ射水」(射水市)等が相次いでオープンするため、その存亡がかなり怪しくなってきたようだ。

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 ところでコンパクトシティでは隣の高岡市も頑張っている。中心市街地活性化計画も作っているし、LRTも街を走っている。



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LRT(万葉線)
 JR高岡駅と離れていた万葉線ホームを近接化した。 
 高岡駅前では、再開発事業も行っている(高岡駅前西第一街区第一種市街地再開発事業)。

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ウイング・ウイング高岡
 設計:梓設計、竣工:2004年(平成16年)。


 この再開発ビルの中身はどうか。

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断面構成

 駅前とはいえ、商業や事務所のポテンシャルはそれほど高くない。ホテルは誘致したけれど、高度利用で生まれた床は店舗でもオフィスでも売れないし、貸せないことは明らかだった。そこで導入したのが、県や市の公益施設。1階から6階までが高岡市の市民ラウンジ、交流スペース、中央図書館、生涯学習センター、男女平等推進センター。7階から12階までが富山県の生涯学習カレッジと県立志高野高校となっている。いくらコンパクトシティで中心市街地に公益施設を集約するといっても、これは一カ所に集め過ぎではないか。だいたい市の生涯学習センターと県の生涯学習カレッジが同じビルにある必要があるのか。

 保留床をつくらないと再開発事業は成立しない。だが民間には保留床の処分ができない。そこで地方公共団体が保留床を取得して、何とか再開発事業を成立させる。しかし、完成後も管理費など維持管理に要する経費は膨大なはずだ。

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ドラえもんの散歩道
 高岡は藤子・F・不二雄の生まれ故郷らしい。

 高岡駅と再開発ビルはペデストリアンデッキで連絡しているため、地上を歩く人はほとんどいない。姫路のキャナルガーデンとはまったくの逆で、人が中心にいない再開発となっている。
まいじょ * 旅行 * 16:47 * comments(0) * trackbacks(0)

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