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瑞龍寺

 5月6日、高岡市にある瑞龍寺を拝観した。瑞龍寺は、加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺。境内には一面に芝が張られている。

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 これほど大々的に境内に芝がある寺院というのも珍しいが、どうして芝が張られたのか。副住職によると次のとおりである。
『芝生は創建当初ではなく、昭和平成の大修理の際に整備されました。以前は、松やつつじが数十本ありましたが移植いたしました。もともと地形が、深山幽谷ではございませんので、瑞龍寺の伽藍の連なりが大変に美しいため、その面の美しさを最大限生かし、しかも、湿気から建物を守るために、樹木が無い方が良いという判断が、当時の技術保存協会の考えだったと記憶いたしております』(日本歴史旅行協会

 上の文中の「技術保存協会」は、現在の「日本伝統職人技術文化研究会」に継承されているものと考えられるが、その中心人物が上野幸夫さんという方である。
修復の場合は、その建築物を建てた棟梁になりきって常に愛着を持ち、どのような手当てが最良なのかを適切に判断します。推理小説を読むように施主と共に楽しみながら工事を進め、その建物の持つ価値を更に高めて未来の人たちへ継承できる建築とする新築の場合は伝統的な木造構法を用い、独創的な意匠と技で多くの人々に愛され、壊される事なく後世に伝えられる建築とする。


 大修理(昭和60(1985)年-平成7(1995)年)によって瑞龍寺はよみがえり、平成9年(1997年)に国宝に指定された。
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伽藍
 左右に回廊をめぐらして諸堂を対称的に配置する伽藍配置は中国の径山万寿寺にならったものという。

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総門
 重要文化財。正保年間に竣工。

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山門
 国宝。正保2年(1645年)竣工したが消失した。現存する門は文政元年(1818年)に上棟、同3年(1820年)に竣工。

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仏殿
 国宝。万治2年(1659年)竣工。鉛瓦葺き。

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釈迦三尊像
 仏殿内部。本尊の釈迦如来と、普賢菩薩、文殊菩薩。

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法堂
 国宝。明暦元年(1655年)竣工。

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法堂内部
 正面に安置されているのは烏瑟沙摩明王立像。



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回廊
 鐘楼(左)と大庫裏(右)。

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大茶堂内部
 重要文化財。防火建造物である土蔵造りの手法を用い、外壁を大壁、内部は土天井としている。

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回廊内部

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大庫裏内部
 結露を防ぐために天井には漆喰が塗られ曲線になっている。

まいじょ * 旅行 * 23:01 * comments(0) * trackbacks(0)

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