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野毛「ちぐさ」

 日曜日(7月1日)みなとみらいホールでのコンサートがはねた後、余韻を楽しみたくなって、喫茶店を探して野毛の街をぶらぶらしていたら、たまたま「ちぐさ」を見つけた。

ちぐさの外観

 「ちぐさ」は、1933年に開店したジャズ喫茶の草分け。空襲で6000枚のレコードとともに焼けたが、1947年に再開。渡辺貞夫や秋吉敏子、日野皓正といった今や世界で活躍するミュージシャンが若い頃に通ったという伝説の店である。オーナーの吉田衛さんが1994年に亡くなった後、2007年に閉店した。
「おい、音楽という字を書いてみろ。分かるか?音を楽しむと書くんだぞ」

 「オヤジ」と慕われた吉田さんの言葉である。

朝日新聞2012年3月7日
朝日新聞2012年3月7日夕刊 (クリックで拡大)

 店がなくなったのを惜しんだ常連客らが、今年3月にもとの店の近くで復活させたものだ。

ちぐさの内観 3000枚のレコード

 オーナーの遺族から寄贈された3000枚のレコード。客のリクエストに応えてレコードをかけながら、カウンターでコーヒーを作ってくれる。

アンティークな巨大スピーカー

 巨大なスピーカーやレコード・プレーヤーなどオーディオ装置は遺族から寄贈されたもの。アナログ・レコードの音はやはり暖かい。奥さんがリクエストしたのは、ジョン・コルトレーンの「バラード」。コルトレーンがサックスで歌っているようだ。

常連客かな?

 日曜日なので、私はビル・エバンスの「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」をリクエストした。店の人に聞くと、オーナーの吉田さんが一番好きだったのが、ビル・エバンスだというから驚いた。とりわけ「ワルツ・フォー・デビー」がお気に入りだったという。私もこのアルバムは大好きで、休みの日によく聞いたものだ。


 この記事を読むと、「ちぐさ」がいかに多くの人に愛されたのか、そしてその復活にいかに多くのボランタリーな人々の情熱が傾けられたかがわかる。遠いけど、家から電車で1本。これから足繁く通うことになりそうだ。

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まいじょ * ノンセクション * 18:15 * comments(0) * trackbacks(0)

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