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劇団民藝「帰れ、いとしのシーバ」

 夕方起きた地震で、東京でもかなり強い揺れを感じ、正直怖った。中央線も一時止まったが、すぐに動き出したので、新宿紀伊國屋サザンシアターに向かった。劇団民藝の公演「帰れ、いとしのシーバ」の開演に何とか間に合った。

帰れ、いとしのシーバ

作:ウィリアム・インジ
訳:丹野郁弓
演出:兒玉庸策

出演:樫山文枝、西川明、渡辺えりか ほか


 開演前、劇団のスタッフから、地震が起きた場合の避難のしかたについて、アナウンスがあった。夕方の地震の直後だけに、現実味のある注意だった。案の定、上演の途中でも小さな地震があり、客席は軽くどよめいたが、舞台は滞りなく進んでいった。

 台本を書いたインジは、「バス停留所」「草原の輝き」「ピクニック」などの映画の脚本を書いた人だ。本作「帰れ、いとしのシーバ」は舞台でも数々の賞を受賞し、映画化された作品(「愛しのシバよ帰れ」)もアカデミー賞を受賞している。

 時代背景としては、今から考えるとかなり遠い昔のこととなる。でも、夫婦の愛の葛藤やすれ違い、若者によって呼び覚まされる青春の思い出、アルコールへの逃避など、時代を超えて普遍的なごとばかりで、現代にも十分に通用するストーリーであった。

 主演の樫山文枝の年齢を感じさせないはじけた演技、西川明の善悪併せ持った多重人格の人物像など、役者として円熟を極めていた。新人の渡辺えりかも大器となることを予感させる好演だった。



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まいじょ * ステージ * 23:57 * comments(0) * trackbacks(0)

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