<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< このブログはこれからが楽しみだ | main | アパートの鍵貸します >>

フロント・ページ

 名コンビ、ウォルター・マッソージャック・レモンが、この映画では新聞社のデスクと記者という役回りです。記者は結婚を機に「寿退社」しようとしますが、デスクは面倒をみた部下に急に辞められては困るので何とか阻止しようとします。
 そこに死刑囚の脱走という大事件が発生。裁判所の記者クラブを舞台にめまぐるしく事件は展開していきます。
 ビリー・ワイルダー監督は、どんな映画でも何かモノをうまく使っていますが、この映画では死刑囚が隠れるライティングデスクが重要な役を演じています。

フロント・ページ

 ドジな保安官は、ライティングデスクを前にぼやきます。
「みんなでいじめる。市長は責めるし、妻は無視するし、処刑台は無駄。朝から何も食っていない。あんまりだ。頼むから正直に話してくれ。保安官に人権はないのか」

 あげくの果てに、まるでレッドパージの時代のようなヒステリックな雑言を吐きます。
「共産主義は脅威なんだ。連中はネズミのように数を増し、旗ざおをゾロゾロよじ登り、星条旗をかじってる」

 あきれたデスクが、ライティングデスクを3回ノックし、これが事件の転回点となってしまうのです。ここにいたる伏線もうまくできています。
 デスクが記者を駅に見送るシーンに出てきた「偽装妻子」とのやりとりも印象的です。
「芝居はもういい」
「よくなかった?」
「名演だよ。謝礼の5ドルだ」

 これで部下を祝福して送り出したのかと思ったんですけどね、完全に騙されました。
JUGEMテーマ:名画




goo映画フロント・ページ
1974年 アメリカ
監督:ビリー・ワイルダー
IMDbThe Front Page
まいじょ * 映画 * 23:40 * comments(0) * trackbacks(1)

コメント

コメントする









トラックバック

ライティングデスクを攻める

大満足のテーブルです!パソコンテーブルとして使用していますが、上品な光沢があり部屋がすごくお洒落になりました。ぜひこのシリーズでいろんな家具をデザインしてほしいです。・ライティングデスク2・ ライティングデスクの椅子・ライティング・デスク・デスクマット
From デスクをあげる @ 2007/05/05 6:37 PM
このページの先頭へ