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2020.03.24 Tuesday
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3月30日に放送された、放送開始前の特別番組(*1)の中で、先だって東京で行われたイベント(*2)も一部紹介されました。
私はそのイベントで審査員をしたのですが、その日に登壇した10人ほどの中で、千葉県の中学生、山本恭輔さんの英語のプレゼンテーションに激しい衝撃を受けました。
彼のプレゼンが終わった後は会場総立ちで(いわゆるスタンディングオベーションです)、直後に司会者から感想を求められた私も、最初は興奮のあまり言葉が出ませんでした。
それは、イギリスのテレビ番組の歌のオーディションで、初めてスーザンボイルが登場した時の感動に似ていたかもしれません。さらに驚いたことに、彼は英語でプレゼンしたのは、この日が初めてだというではないですか。
こういう中学生が日本に現実にいることがうれしかったですし、今後、自分の言いたいことを、情熱をもって堂々と語り、聞く人の心を動かせる子供たちが日本に増えていくことを心から期待しています。(外村仁〈仕事のビタミン〉2012年4月20日)
(*1)「スーパープレゼンテーションSP 〜世界を変える言葉の力〜」(NHK-E 3月30日)
(*2)TED meets NHKスーパープレゼンテーション Larnch Event(3月18日)
TEDとは
TEDは、価値のあるアイデアを世に広めることを目的とするアメリカの非営利団体。1984年の設立当初は、「技術」「エンターテインメント」「デザイン」の3つの分野からスピーカーを集めて会議を行っていた。その後、あらゆる分野における最先端の人々が集まる場へと発展。TEDトークと呼ばれるプレゼンテーションの動画を世界に無料配信して注目を集めている。スピーカーのリストには著名人がずらりと並び、wikipediaの創設者ジミー・ウェールズ、amazonの経営者ジェフ・ベゾス、U2のボノ、精神科医のオリバー・サックスなどの名前が含まれている。現在は、1年に1回カリフォルニア州のロングビーチで行われる大会を中心に、世界各地に活動を広げている。